相良宏(読み)サガラ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「相良宏」の解説

相良 宏
サガラ ヒロシ

昭和期の歌人



生年
大正14(1925)年4月14日

没年
昭和30(1955)年8月23日

出生地
東京

学歴〔年〕
中央工専航空機科〔昭和20年〕中退

経歴
昭和19年中央工業専門学校航空機科に入学したが、翌年秋退学。数ケ月後喀血し、以後療養生活に入る。23年から「新泉」で近藤芳美の選を受け、26年「未来創刊参加。31年「相良宏歌集」を刊行

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相良宏」の解説

相良宏 さがら-ひろし

1925-1955 昭和時代後期の歌人。
大正14年4月14日生まれ。結核にかかり,東京郊外での療養生活中に短歌にしたしむ。アララギ系の「新泉」に入会,近藤芳美の選をうけ,昭和26年「未来」創刊に参加。「相良宏歌集」がある。昭和30年8月23日死去。30歳。東京出身。中央工業専門学校中退。
格言など】春の雲見て帰り来し臥処(ふしど)にて痺(しび)れの戻る如くゐたりき(「相良宏歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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