たりき

精選版 日本国語大辞典「たりき」の解説

たり‐・き

[1] (完了の助動詞「たり」の連用形に過去の助動詞「き」の付いたもの) 完了または継続した状態を回想していう。「たりけり」のように、感動的な語感はない。…た。…だった。
※竹取(9C末‐10C初)「竹の中より見つけ聞えたりしかど、なたねのおほきさおはせしを」
[2] (断定の助動詞「たり」の連用形に過去の助動詞「き」の付いたもの) …だった。
※神皇正統記(1339‐43)「民主の子孫相続して久く君たりしが、漸正法も衰へしより寿命も減じて八万四千歳にいたる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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