相良繍(読み)さがらぬい

精選版 日本国語大辞典 「相良繍」の意味・読み・例文・類語

さがら‐ぬい‥ぬひ【相良繍】

  1. 〘 名詞 〙 刺繍(ししゅう)一種。布の表面に小さな結び玉を多く作って、それで模様をあらわすもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相良繍」の意味・わかりやすい解説

相良繍
さがらぬい

日本刺繍技法の一種。玉繍,いぼ繍,こぶ繍ともいう。糸を布の裏から表へ通し,そこで結び玉をつくって再び裏へ返し,刺し進める。この結び玉を連ね,あるいは集合させて文様をつくる。奈良国立博物館蔵『釈迦説法図繍帳』が代表的な作例

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