相部屋・合部屋(読み)あいべや

精選版 日本国語大辞典 「相部屋・合部屋」の意味・読み・例文・類語

あい‐べや あひ‥【相部屋・合部屋】

〘名〙
宿屋などで同じ部屋に泊まること。部屋を同じくすること。相宿(あいやど)
※俳諧・千代見草(1692)「相部屋の友譲りあふ一つ夜着」
俳優が二、三人で共用する部屋。また、その部屋を用いる中位の俳優。
多情仏心(1922‐23)〈里見弴〉都を離れて「合部屋(アヒベヤ)の三人のうち一人はもう帰ったあととみえて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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