相馬清恒(読み)ソウマ キヨツネ

20世紀日本人名事典 「相馬清恒」の解説

相馬 清恒
ソウマ キヨツネ

昭和期の舞台照明家 日本照明家協会会長。



生年
大正11(1922)年3月28日

没年
平成8(1996)年10月22日

出生地
山形県最上郡

学歴〔年〕
神田電機学校中退〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
長谷川伸賞(第15回)〔昭和55年〕,松尾芸能賞(舞台技術優秀賞)〔昭和58年〕,紫綬褒章〔平成2年〕,勲四等旭日小綬章〔平成7年〕

経歴
昭和13年松竹の照明見習いとなり、14年正社員として入社。東京劇場照明係の仕事に就き、途中4年間の兵役を経て、21年東京劇場に戻る。26年歌舞伎座の電気照明係に配属。47年から松竹本社の演劇部製作室照明担当となり、各劇場の照明を統括する。50年課長を経て、54年3月定年退職。この間、歌舞伎の海外公演には36年のソ連公演からほとんどの公演に同行パシフィック・センター取締役相談役、松竹演劇部技術顧問、日本照明家協会会長等も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相馬清恒」の解説

相馬清恒 そうま-きよつね

1922-1996 昭和-平成時代の舞台照明家。
大正11年3月28日生まれ。昭和14年松竹にはいり,東京劇場の照明係となる。のち歌舞伎座の照明係をへて,47年から本社演劇部の照明担当として各劇場の照明を統轄する。歌舞伎の海外公演にはほとんど同行した。55年長谷川伸賞。平成2年日本照明家協会会長。平成8年10月22日死去。74歳。山形県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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