省光寺(読み)しようこうじ

日本歴史地名大系 「省光寺」の解説

省光寺
しようこうじ

[現在地名]磐田市見付

見付みつけ学校の北にある。嶺松山と号し、時宗。本尊阿弥陀如来。寺伝によると往古真言宗であったが第七代寂巌のとき一遍の遊行を迎え、弘安五年(一二八二)時宗に改宗した。改宗後の第六代慈海は足利氏の出身で、将軍足利義詮の外護のもとに堂宇を整備し、御所道場の称号を受けたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android