県井戸(読み)あがたのいど

日本歴史地名大系 「県井戸」の解説

県井戸
あがたのいど

「能因歌枕」「五代集歌枕」「八雲御抄」にあげられる歌枕で、県神社境内の井戸かと考えられる。

<資料は省略されています>

などがある。「大和物語」一一一段の「大膳の大夫公平のむすめども、県の井戸といふ所に住みけり」は、「後撰集」歌の作者と主人公が重なっている。この場所に邸館のあったことは「蜻蛉日記」の再度の初瀬詣の記事で「あがたの院にぞゆきかへりせし」と初度の時を回想していることからも察せられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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