県井戸(読み)あがたのいど

日本歴史地名大系 「県井戸」の解説

県井戸
あがたのいど

能因歌枕」「五代集歌枕」「八雲御抄」にあげられる歌枕で、県神社境内の井戸かと考えられる。

<資料は省略されています>

などがある。「大和物語」一一一段の「大膳の大夫公平のむすめども、県の井戸といふ所に住みけり」は、「後撰集」歌の作者と主人公が重なっている。この場所に邸館のあったことは「蜻蛉日記」の再度の初瀬詣の記事で「あがたの院にぞゆきかへりせし」と初度の時を回想していることからも察せられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む