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【日本の道路】
[発達略史]
馬車交通の発展しなかった日本では,明治初期に徒歩の時代から鉄道の時代へと突入し,政府は鉄道中心の陸上交通政策をとった。自動車保有台数が20万台となった1938年にも舗装率は国道16%,府県道2.6%という状態であった。第2次大戦後の復興も交通面では再び鉄道中心で始められたが,産業構造の変化や工業の内陸への立地にともなってトラック輸送の重要性が増し,自動車保有台数の増加と相まって,道路整備への要求が高まった。…
※「県道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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