真っ返様(読み)マッカイサマ

デジタル大辞泉 「真っ返様」の意味・読み・例文・類語

まっ‐かいさま〔‐かひさま〕【真っ返様】

[名・形動ナリ]まっかえさま」の音変化。
「徳兵衛めがうせ、―に言ふとても、必ずまことにしやるなや」〈浄・曽根崎

まっ‐かえさま〔‐かへさま〕【真っ返様】

[名・形動ナリ]前後表裏などがまったく反対であること。また、そのさま。まっかいさま。
それがし先へ駆け抜けて、―に言上し」〈浄・会稽山

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精選版 日本国語大辞典 「真っ返様」の意味・読み・例文・類語

まっ‐かえさま‥かへさま【真返様・真反様】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「まっかえざま」とも ) 表裏、前後などがまったく逆であること。また、そのさま。正反対。まっかいさま。
    1. [初出の実例]「臣下が号令をださば我は和せう物をぞ。臣下がまっかへさまな。今はさう有よ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)四)

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