デジタル大辞泉 「真っ返様」の意味・読み・例文・類語 まっ‐かいさま〔‐かひさま〕【真っ▽返様】 [名・形動ナリ]「まっかえさま」の音変化。「徳兵衛めがうせ、―に言ふとても、必ずまことにしやるなや」〈浄・曽根崎〉 まっ‐かえさま〔‐かへさま〕【真っ返様】 [名・形動ナリ]前後・表裏などがまったく反対であること。また、そのさま。まっかいさま。「某それがし先へ駆け抜けて、―に言上し」〈浄・会稽山〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「真っ返様」の意味・読み・例文・類語 まっ‐かえさま‥かへさま【真返様・真反様】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「まっかえざま」とも ) 表裏、前後などがまったく逆であること。また、そのさま。正反対。まっかいさま。[初出の実例]「臣下が号令をださば我は和せう物をぞ。臣下がまっかへさまな。今はさう有よ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例