言上(読み)ゴンジョウ

デジタル大辞泉 「言上」の意味・読み・例文・類語

ごん‐じょう〔‐ジヤウ〕【言上】

[名](スル)目上の人に申し上げること。申し述べること。「御礼言上する」
[類語]言う話すしゃべる語る述べる発言する口を利く口に出す口にする吐く漏らす口走る抜かすほざくうそぶく言い出すしゃべくる物言う伝える告げる物語る打ち明ける明かす説明する述懐する告白する口外こうがいする他言たごんする言い掛ける言い始める言い話し込む話しかける口に上る口の端に掛かる口を開く口を切る申し述べる(尊敬)おっしゃる仰せられるのたま謙譲申し上げる申す

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精選版 日本国語大辞典 「言上」の意味・読み・例文・類語

ごん‐じょう‥ジャウ【言上】

  1. 〘 名詞 〙 目上の人に述べること。申し上げること。
    1. [初出の実例]「雖旱災言上、雖疫死哀憐」(出典菅家文草(900頃)三・路遇白頭翁)
    2. 「軍士等の申し状を以て、言上(ゴンジャウ)する計り也」(出典:源平盛衰記(14C前)三二)
    3. [その他の文献]〔宋書‐顔師伯伝〕

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普及版 字通 「言上」の読み・字形・画数・意味

【言上】げんじよう・ごんじよう

申し上げる。

字通「言」の項目を見る

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