真仮名(読み)まがな

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

真仮名
まがな

漢字のことを真名ともいうが,その真名をかなとして用いた場合をいう。『万葉集』に最も多く用いられているので万葉がなともいう。また男仮名ともいう。これが草体化,略体化してひらがな片仮名がそれぞれできた。

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大辞林 第三版の解説

まがな【真仮名】

漢字を、そのまま国語の音を表すために用いたもの。万葉まんよう仮名の主として一字一音節のもの。 → 片仮名平仮名

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世界大百科事典内の真仮名の言及

【書体】より

…漢字を真名ということから,この名がある。奈良時代は楷書にほぼ近い形で使用され,これを男手(おとこで),真仮名と称した。平安時代に女性がそれらを草書にして用い,現在の平仮名にみるような略体ができた。…

【万葉仮名】より

…《万葉集》に用いられた仮名の意。片仮名,平仮名に対して,真仮名(まがな)ともいう。広い意味では,漢字一つ一つを本来の表意文字としてではなく,日本語の表音のために借り用いる用法のすべてを含めていう。…

※「真仮名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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