真似形(読み)まねかた

精選版 日本国語大辞典 「真似形」の意味・読み・例文・類語

まね‐かた【真似形】

〘名〙
① 何かの形をまねたもの。あるものをかたどったもの。模型模造品
五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉一〇「指さし示す塔の模形(マネカタ)
② (「…のまねかた」で、「形だけでも…であるもの」の意にも用いる) 一応はその類に属しているもの。はしくれ。すえ。
散木奇歌集(1128頃)釈教「まして此身はあやしけれど男のまねかたなれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android