真壁石燈籠(読み)まかべいしどうろう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「真壁石燈籠」の解説

真壁石燈籠[石工]
まかべいしどうろう

関東地方、茨城県の地域ブランド。
桜川市真壁地区では質の良い花崗岩が採れることから、古くから石を生活用具として加工・利用してきた。石燈籠づくりは、豊臣治世から続くといわれる伝統工芸である。完成までには18の伝統技術・技法が使われる。高白度の色調をもち、頑丈さに加えて繊細優雅な彫刻に優れ、また、重量感に溢れている。苔がつくことで一段とその持ち味が生かされ、日本庭園などに一層の優雅さと趣をあたえる。茨城県郷土工芸品。1995(平成7)年4月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「真壁石燈籠」の解説

真壁石燈籠

茨城県桜川市の真壁町中心に生産される石工品。真壁石を使用した石燈籠。茨城県郷土工芸品に指定。

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