着相(読み)チャクソウ

精選版 日本国語大辞典 「着相」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐そう‥サウ【着相】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぢゃくそう」とも ) 物事に執着する状態。
    1. [初出の実例]「只機情の上の著相を漸くのぞくなり」(出典:梵舜本沙石集(1283)三)
    2. 「容色の妙なるに合ひても、迷ひの前の着相(チャクサウ)を哀れむ」(出典:太平記(14C後)三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む