督責(読み)トクセキ

デジタル大辞泉 「督責」の意味・読み・例文・類語

とく‐せき【督責】

[名](スル)厳しく責めたてること。厳しく督促すること。
「其治法を視察し―する挙も見えたり」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「督責」の意味・読み・例文・類語

とく‐せき【督責】

  1. 〘 名詞 〙 きびしく責めたてること。きびしく督促すること。せめただすこと。
    1. [初出の実例]「子老矣、而廃詩久如。迫千諸彦之督責、遂払拭筆研率然而作云」(出典:蕉堅藁(1403)題千里明月画軸寄濡侍者)
    2. 「貧苦既に迫り負債償ふ能はず且其督責(トクセキ)に堪へず」(出典:報徳記(1856)二)
    3. [その他の文献]〔史記‐李斯伝〕

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普及版 字通 「督責」の読み・字形・画数・意味

【督責】とくせき

ただし責める。〔史記、李斯伝〕(二世に上(たてまつ)る書)夫(そ)れ賢なるは、必ず且(まさ)に能くうし、督責のを行はんとするなり。

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