瞳孔散大(読み)どうこうさんだい

百科事典マイペディア 「瞳孔散大」の意味・わかりやすい解説

瞳孔散大【どうこうさんだい】

散瞳とも。瞳孔は生理的には暗い所で散大するが,病的には動眼神経麻痺(まひ),緑内障,アトロピン点眼などによる瞳孔括約筋弛緩(しかん),または驚き,痛みなどの精神的・知覚的な刺激,コカイン点眼などによる瞳孔散大筋緊張によって起こる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android