矢倉新田(読み)やぐらしんでん

日本歴史地名大系 「矢倉新田」の解説

矢倉新田
やぐらしんでん

[現在地名]西淀川区西島にしじま二丁目

西島新田南西にあり、南は伝法でんぽう川が流れる。当地も神崎川河口の荒地であったが、安永五年(一七七六)頃京都の矢倉九右衛門が開発した。同七年検地で反別八町七反余、弘化三年(一八四六)検地で一七町七反余(西成郡史)。天保郷帳の高五五石余。天保一〇年(一八三九)大坂湊口新田細見図によると地主は西島新田に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む