矢叫(読み)やさけび

精選版 日本国語大辞典 「矢叫」の意味・読み・例文・類語

や‐さけび【矢叫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目的物に矢を射当てたとき、射手が声をあげること。また、その声。矢答え。矢たけび。
    1. [初出の実例]「得たりをうと矢さけびをこそしたりけれ」(出典:平家物語(13C前)四)
  3. 戦い初めなどに遠矢を射合うとき、両軍が互いに高く発する声。
    1. [初出の実例]「時つくり、矢合して、源氏の方にはとこそ射れ、平家の方にはかうこそ射れとて、矢さけびの声の退転もなく」(出典:平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む