矢戸口村(読み)やとぐちむら

日本歴史地名大系 「矢戸口村」の解説

矢戸口村
やとぐちむら

[現在地名]勝山市鹿谷しかだに町矢戸口

鹿谷川最上流の村で、南は矢戸坂を越えて大矢戸おおやと(現大野市)に至り、北は西遅羽口にしおそわぐち村。村名は天文八年(一五三九)一〇月一八日の平泉寺賢聖院々領所々目録(平泉寺文書)に「矢戸口村行重名之内」とみえる。

慶長五年(一六〇〇)から福井藩領、寛永元年(一六二四)大野藩領、天和二年(一六八二)幕府領で福井藩預地、貞享三年(一六八六)幕府直轄地、元禄五年(一六九二)美濃国郡上藩領、同一〇年幕府直轄地、享保五年(一七二〇)鯖江藩領、文久二年(一八六二)幕府領となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android