矢沢将英(読み)ヤザワ マサヒデ

20世紀日本人名事典 「矢沢将英」の解説

矢沢 将英
ヤザワ マサヒデ

昭和期の化学工学者 高分子加工研究所社長。



生年
明治38(1905)年8月16日

没年
昭和55(1980)年12月20日

出生地
長野県

学歴〔年〕
東大応用化学科〔昭和6年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和22年〕

主な受賞名〔年〕
日本化学会化学技術賞(第1回)〔昭和26年〕,全国発明表彰・恩賜発明賞〔昭和27年〕,科学技術庁長官賞科学技術功労者表彰〔昭和38年〕,繊維学会賞論文賞〔昭和57年〕

経歴
昭和6年鐘淵紡績に入社。30年旭化成工業に転じ、33年富士カシミロン初代工場長に就任。この間、合成繊維の開発研究を続け、ビニロンアクリル繊維の工業的製造技術の確立業績をあげ、38年に高分子加工研究所を創立した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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