識らず知らず(読み)しらずしらず

精選版 日本国語大辞典 「識らず知らず」の意味・読み・例文・類語

しらず‐しらず【不知不識・不識不知】

  1. 〘 副詞 〙 それと意識しないうちにいつのまにか。知らないうちに。ついつい。偶然に。
    1. [初出の実例]「これ雁は陽鳥にて火気を多く得たり。火気の神は礼なり、この故に不知不識かくのごとし」(出典集義外書(1709)三)
    2. 「矢張(やっぱり)幾分か不知不識(シラズシラズ)思ってお出(いで)なさるんだ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む