知来別川(読み)ちらいべつがわ

日本歴史地名大系 「知来別川」の解説

知来別川
ちらいべつがわ

猿払村北西部の湿原から流れ出て牧場の中などを蛇行、知来別でオホーツク海に注ぐ。二級河川。流路延長一五キロ(指定区間一二キロ)。流域面積四九・二平方キロ。「蝦夷日誌」(二編)には「チライヲベツ」とあり、「西蝦夷日誌」に「チラエヲヽヘツ川有巾五六間、風有時は破れて越がたしチライ多きより号る也」、山口顕之進「ソウヤヨリ箱館マテ東部里程記」に「チライヲヘツ、川有、船渡し、此川ニ而チライと唱候うこひニ似たる魚有、夷人漁し食料ニいたし候由」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む