事典 日本の地域ブランド・名産品 「知覧傘提灯」の解説
知覧傘提灯[提灯・和傘]
ちらんがさちょうちん
南九州市知覧地区で製作されている。薩摩藩の下級武士の内職として始められた。竹の一節を32等分して骨をつくり、和紙を張り合わせる。畳むともとの竹筒に戻る。閉じると武器、半開きで傘、全開すると提灯という一本で3つの働きをするところから、昔は三徳傘とも呼ばれた。鹿児島県伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報