正式名称は知的財産高等裁判所。東京高裁の「特別の支部」という位置付けで発足した。特許や実用新案、商標権など知的財産をめぐる全国の民事訴訟の控訴審と、特許の有効、無効をめぐる特許庁審決の取り消しに関する訴訟の一審を取り扱う。裁判官の他、弁理士などの経験者で技術的な事項を調べる調査官を配置。さらに化学や情報通信など各分野の大学教授や企業研究者ら約200人が、非常勤の専門委員として助言をしている。
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(岩田清隆 朝日新聞記者 / 2008年)
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