短冊箱(読み)タンザクバコ

デジタル大辞泉 「短冊箱」の意味・読み・例文・類語

たんざく‐ばこ【短冊箱】

点茶に必要な茶器を入れる細長い縦型の箱。けんどん開きの戸がつき、ふた裏に短冊をはって野掛けなどに用いる。金森宗和考案による。宗和箪笥だんす。短冊箪笥。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「短冊箱」の意味・読み・例文・類語

たんざく‐ばこ【短冊箱】

  1. 短冊箱〈壺蘆圃漫筆〉
    短冊箱〈壺蘆圃漫筆〉
  2. 〘 名詞 〙 短冊を入れる箱。短冊。たんじゃくばこ。
    1. [初出の実例]「諸司番上成選人列見省、諸番史生抄選人名、〈略〉史生各持短策筥座」(出典延喜式(927)一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android