石に枕し流れに漱ぐ(読み)イシニマクラシナガレニクチススグ

デジタル大辞泉 「石に枕し流れに漱ぐ」の意味・読み・例文・類語

いしまくらながれにくちすす

《「蜀志」彭羕伝から》俗世間から遠ざかって山林に隠れ住み、自由な生活をする。→石に漱ぎ流れに枕す

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精選版 日本国語大辞典 「石に枕し流れに漱ぐ」の意味・読み・例文・類語

いし【石】 に 枕(まくら)し流(なが)れに漱(くちすす)

  1. 山野勝地に隠遁して自由な生活をする。
    1. [初出の実例]「石を枕(マクラ)にし泉に嗽(クチススイ)で、幽栖を楽しむは」(出典太平記(14C後)二〇)
    2. [その他の文献]〔蜀志‐彭伝〕

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