日本歴史地名大系 「石ヶ崎町」の解説 石ヶ崎町いしがさきまち 滋賀県:彦根市彦根城下石ヶ崎町[現在地名]彦根市馬場(ばんば)一―二丁目・城町(しろまち)二丁目藁屋(わらや)町の北に位置する。城下建設前は彦根村の村域であったと伝える。佐和山(さわやま)城下に鍛冶屋が住した石ヶ崎町(清凉寺門前)があり、その名主の平塚氏が当町に移転したという。武家と町人の入交じりの町。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、男一四九・女一二〇。安永七年(一七七八)の万留書(彦根市史)では畳屋役半役・年貢地一軒・町代二軒のほか町役家二一軒。嘉永三年(一八五〇)の四手町組留書(同書)では家持一〇・借家四〇。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by