日本歴史地名大系 「石並古墳」の解説 石並古墳いしなみこふん 福岡県:行橋市稲童村石並古墳[現在地名]行橋市稲童 石並周防灘の海岸砂丘背面の洪積層に南北に分布する稲童(いなどう)古墳群(二五基)の盟主墳。唯一の前方後円墳で、稲童二〇号墳とも称される。稲童古墳群はこれまでに九基が調査され、四世紀に築造が開始され六世紀に衰退に向かう古墳群とされる。石並古墳の墳形はいわゆる帆立貝式前方後円墳で、規模は全長六八メートル、後円部径五八メートル、前方部幅二〇メートル。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by