石塁(読み)セキルイ

デジタル大辞泉 「石塁」の意味・読み・例文・類語

せき‐るい【石塁】

石のとりで。岩石で築いた城塁

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精選版 日本国語大辞典 「石塁」の意味・読み・例文・類語

せき‐るい【石塁】

  1. 〘 名詞 〙 石のとりで。岩石で築いた城塁。
    1. [初出の実例]「せきるい高くつき上たり」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三)
    2. 「石塁は出来ているけれども、『城』に肝心の天守がなかったのである」(出典:城(1965)〈水上勉〉四)

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旺文社日本史事典 三訂版 「石塁」の解説

石塁
せきるい

石のとりで
急斜面防御に適し,7世紀の大野城など古代山城で作られ,13世紀後半の元寇の際の防塁も多くは石塁である。

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