石塁(読み)セキルイ

精選版 日本国語大辞典 「石塁」の意味・読み・例文・類語

せき‐るい【石塁】

  1. 〘 名詞 〙 石のとりで。岩石で築いた城塁。
    1. [初出の実例]「せきるい高くつき上たり」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)三)
    2. 「石塁は出来ているけれども、『城』に肝心の天守がなかったのである」(出典:城(1965)〈水上勉〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android