石川栄吉(読み)いしかわ えいきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川栄吉」の解説

石川栄吉 いしかわ-えいきち

1925-2005 昭和後期-平成時代の社会人類学者。
大正14年3月26日生まれ。神戸大助教授,立大教授をへて昭和47年都立大(現首都大学東京)教授。63年中京大教授。人文地理学を専攻したが,南太平洋フィールドとして文化人類学を研究。日本民族学会(現日本文化人類学会)会長などをつとめた。59年「南太平洋物語」で毎日出版文化賞。平成17年3月27日死去。80歳。東京出身。京大卒。著作はほかに「人類学概説」「海を渡った侍たち―万延元年の遣米使節は何を見たか」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む