石木ヶ里(読み)いしきがり

日本歴史地名大系 「石木ヶ里」の解説

石木ヶ里
いしきがり

[現在地名]三日月町大字石木

現小城町市街地の南に位置する。建長元年(一二四九)八月日付の僧貞弁領知所々注進状(下総中山法華経寺蔵)のうちに「石木里廿六―壱丁 卅四―一丁本領主小城小次郎」とみえる。正保絵図に村名がみえる。小城郡なん郷の内にあり、嘉永六年(一八五三)写の大小配分石高帳では地米(年貢)二一八石四斗四升とある。

享和元年(一八〇一)写の御領中郡村附では「又云、樋堂、中高村木町宿」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android