石波海岸(読み)いしなみかいがん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「石波海岸」の意味・わかりやすい解説

石波海岸
いしなみかいがん

宮崎県南部、串間市(くしまし)市木(いちき)地区の海岸。長さ約1.5キロメートルの砂浜海岸で、これに沿い幅約100メートルの樹林が形成されている。照葉樹を中心とする天然防風林で、ハカマカズラ大木や、タチバナの自生大群落など貴重な植生がみられる。1951年(昭和26)「石波の海岸樹林」として国の天然記念物に指定された。沖合い300メートルには、ニホンザルイモ洗い行動で知られる幸島(こうじま)がある。日南海岸国定公園(にちなんかいがんこくていこうえん)に属する。

[横山淳一]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む