20世紀日本人名事典 「石野径一郎」の解説 石野 径一郎イシノ ケイイチロウ 昭和期の小説家 生年明治42(1909)年3月28日 没年平成2(1990)年8月3日 出生地沖縄県首里 本名石野 朝和 学歴〔年〕法政大学文学部国文科〔昭和7年〕卒 経歴教員生活のかたわら、江戸時代の沖縄を研究。編集者などを経て、昭和17年歴史小説「南島経営」でデビュー。戦後の25年姫百合部隊の最後を描いた「ひめゆりの塔」を刊行。その後も沖縄と戦争を追及し「疎開船」「沖縄の民」「沖縄の顔」などを発表。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石野径一郎」の解説 石野径一郎 いしの-けいいちろう 1909-1990 昭和時代の小説家。明治42年3月28日生まれ。大正15年に上京し,小学校教師,編集者などをつとめる。昭和17年歴史小説「南島経営」を発表。25年沖縄戦の惨禍をえがいた「ひめゆりの塔」を刊行,のち映画化される。沖縄と戦争を生涯のテーマとした。平成2年8月3日死去。81歳。沖縄県出身。法大卒。本名は朝和。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by