惨禍(読み)サンカ

デジタル大辞泉 「惨禍」の意味・読み・例文・類語

さん‐か〔‐クワ〕【惨禍】

天災人災などによる、むごたらしくいたましい災難。「大震災の惨禍
[類語]惨害被害禍害災禍災害なん災い被災災難天変地異天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害災厄凶事禍根舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「惨禍」の意味・読み・例文・類語

さん‐か‥クヮ【惨禍】

  1. 〘 名詞 〙 天災や戦争などによる、まともに目を向けられないような、いたましい不幸。むごい災難。
    1. [初出の実例]「巴礼この夜の惨禍を免し後、久く生存し、栄名を享て、天年を終たり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む