石野見幸(読み)イシノ ミユキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「石野見幸」の解説

石野 見幸
イシノ ミユキ


職業
ジャズ歌手

出身地
兵庫県 姫路市

学歴
神戸女子短期大学卒

経歴
父の影響でジャズを聴いて育ち、9歳から12歳まで神戸新聞社KCC児童合唱団に在籍。短大卒業後はメイクアップアーティストの傍ら、古屋さとこ、越智順子、伊藤君子にボーカルを師事。幼い頃より胆道閉鎖症、肝内結石症など様々な病気に襲われ、多くの手術を経験。平成18年9月スキルス胃がんが再発、医師より余命3ヶ月を宣告されるとすぐにアルバム制作とディナーショーの計画を立て、抗がん剤の副作用に耐えながらアルバム「Current」を自主制作。12月のディナーショーでは18曲を歌いあげ、ファンをうならせた。19年7月のステージが最後となった。

没年月日
平成19年 11月8日 (2007年)

伝記
ラストステージ―ジャズシンガー・石野見幸 がんを超えて響く命の歌声 NHK取材班 著,中田 浩作 構成・文(発行元 小学館集英社プロダクション ’08発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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