日本歴史地名大系 「砂子田表小路」の解説 砂子田表小路ゆなごたおもてこうじ 福島県:相馬市中村城下砂子田表小路[現在地名]相馬市中村(なかむら) 砂子田(ゆなごた)・宇多川町(うだがわちよう)宇多川に架かる浜街道の宇多川大橋の下流北岸に延びる東西一六〇間の通り。西は宇多川町の銃工(てつぽうはり)町に接する。正保年間(一六四四―四八)に武家屋敷が配置された。当時、河岸の小路から石の階段で各屋敷に入るようになっていたが、洪水のためしばしばこの小路が流されて河道となったことから、天保年間(一八三〇―四四)に堤防も含めて小路の整備が行われた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by