砂摺り(読み)すなずり

世界大百科事典(旧版)内の砂摺りの言及

【検地竿】より

…太閤検地では基準となるべき曲尺1尺(約30.3cm)の検地尺をもとに作製された6尺3寸(約190.9cm)=1間の竿を用いた。江戸幕府は6尺(約181.8cm)を1間としたが,実際には1間につき1分(約0.3cm)の砂摺りを加えた6尺1分(約182.1cm)の一間竿と1丈2尺2分(約364cm)の二間竿との2種が使用された。砂摺りは竿を使用しているうちに竿の両端が磨耗することをみこんでつけられたものであるが,やがて6尺1分を1間とする慣行になったらしい。…

※「砂摺り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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