大坂土(読み)オオサカツチ

デジタル大辞泉 「大坂土」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐つち〔おほさか‐〕【大坂土】

壁の上塗りに使う、赤みを帯びた黄色い土。大坂四天王寺付近のものが上等とされた。

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精選版 日本国語大辞典 「大坂土」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐つちおほさか‥【大坂土】

  1. 〘 名詞 〙 壁の上塗りに用いる赤みを帯びた黄色の土。これで壁を塗ることが、大坂地方から起こったところからいう。
    1. [初出の実例]「本舞台三間(げん)の間、常足(つねあし)。大坂土、下地窓欄間」(出典歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕)

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