大坂土(読み)オオサカツチ

デジタル大辞泉 「大坂土」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐つち〔おほさか‐〕【大坂土】

壁の上塗りに使う、赤みを帯びた黄色い土。大坂四天王寺付近のものが上等とされた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大坂土」の意味・読み・例文・類語

おおさか‐つち おほさか‥【大坂土】

〘名〙 壁の上塗りに用いる赤みを帯びた黄色の土。これで壁を塗ることが、大坂地方から起こったところからいう。
歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)四幕「本舞台三間(げん)の間、常足(つねあし)。大坂土、下地窓欄間

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android