砂糖楓(読み)サトウカエデ

デジタル大辞泉 「砂糖楓」の意味・読み・例文・類語

さとう‐かえで〔サタウかへで〕【砂糖×楓】

ムクロジ科の落葉高木。高さ約40メートルに達する。葉は手のひら状に三~五つに裂ける。北アメリカ原産で、栽培され、樹液から砂糖(メープルシュガー)をとる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「砂糖楓」の意味・読み・例文・類語

さとう‐かえでサタウかへで【砂糖楓】

  1. 〘 名詞 〙 カエデ科の落葉高木。北アメリカ東部原産で、砂糖採取用に植えられるほか、街路樹庭木ともされる。高さ四〇メートルにも達する。葉は柄をもち対生、長さ一〇~一五センチメートルの心臓形で、ふつう三~五裂し、縁にはあらい鋸歯(きょし)がある。春、葉腋(ようえき)緑黄色鐘状花をつける。果実は開いた翼がある。樹液は糖分を含み、メープルシロップ、メープルシュガーなどを製造する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android