砂糖楓(読み)サトウカエデ

関連語 ようえき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「砂糖楓」の意味・読み・例文・類語

さとう‐かえでサタウかへで【砂糖楓】

  1. 〘 名詞 〙 カエデ科の落葉高木。北アメリカ東部原産で、砂糖採取用に植えられるほか、街路樹庭木ともされる。高さ四〇メートルにも達する。葉は柄をもち対生、長さ一〇~一五センチメートルの心臓形で、ふつう三~五裂し、縁にはあらい鋸歯(きょし)がある。春、葉腋(ようえき)緑黄色鐘状花をつける。果実は開いた翼がある。樹液は糖分を含み、メープルシロップ、メープルシュガーなどを製造する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android