研ぎ(読み)トギ

デジタル大辞泉 「研ぎ」の意味・読み・例文・類語

とぎ【研ぎ】

とぐこと。また、といだぐあい。「研ぎが足りない」
刀などをとぐ人。研ぎ師。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「研ぎ」の意味・読み・例文・類語

とぎ【研・&JISED41;】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「とぐ(研)」の連用形名詞化 )
  2. とぐこと。みがくこと。また、その状態具合
    1. [初出の実例]「この大和心、御国だましひの磨きが足らんで」(出典:古道大意(1813)下)
  3. といだり、みがいたりすることを業とする人。研師
    1. 研<b>②</b>〈七十一番職人歌合〉
    2. [初出の実例]「日本にときと云て、刀剣をとぐ者がやがてつかさやをしいるるぞ」(出典:史記抄(1477)一九)

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