研修技能実習制度(読み)ケンシュウギノウジッシュウセイド

デジタル大辞泉 「研修技能実習制度」の意味・読み・例文・類語

けんしゅうぎのうじっしゅう‐せいど〔ケンシウギノウジツシフ‐〕【研修・技能実習制度】

日本の産業上の技能技術知識開発途上国へ移転するために、海外の青壮年労働者を研修生技能実習生として一定期間、受け入れる制度。平成5年(1993)創設。研修生や技能実習生が低賃金労働者として扱われるなどの問題が生じたため、在留資格整備、法的保護などの措置が講じられ、平成22年(2010)外国人技能実習制度に移行した。外国人研修・技能実習制度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android