精選版 日本国語大辞典 「破屋」の意味・読み・例文・類語 は‐おく‥ヲク【破屋】 〘 名詞 〙 やぶれこわれた家。廃屋。[初出の実例]「造レ寺由来有レ漏因、笑看二破屋苦吟身一」(出典:松山集(1365頃)藤太常見寄詩軸為屋漏所悞因賦一偈謝之)[その他の文献]〔韓愈‐寄盧仝詩〕 やぶれ‐や【破屋】 〘 名詞 〙 こわれいたんだ家。むさくるしい家。やぶれいえ。[初出の実例]「たのもしなうき世の中のやぶれやにひとりくだけぬ法の里人」(出典:慈鎮和尚自歌合(1198‐99頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「破屋」の読み・字形・画数・意味 【破屋】はおく(をく) あばらや。清・呉昌碩〔辛巳重陽〕詩 吾(われ)家園に歸り、書を讀んで稼を事とせんと欲するも 生計亦た何ぞなる 破屋、山の下字通「破」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報