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硝酸性窒素 ショウサンセイチッソ

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デジタル大辞泉の解説

しょうさんせい‐ちっそ〔セウサンセイ‐〕【硝酸性窒素】

化合物中に硝酸塩として含まれる窒素。土壌中で水に容易に溶け、余剰な化学肥料や家畜の糞尿などから溶脱し、水質汚染の原因となる。硝酸性窒素

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農林水産関係用語集の解説

硝酸性窒素

主要な肥料成分である窒素の存在形態の一つで、硝酸イオン(NO3-)の形で存在する窒素をいう。土壌中では、アンモニア性窒素(NH4+)は土壌粒子に吸着されるため移動しにくいが、硝酸性窒素は移動性が大きく土壌中を下降する水によって溶脱されやすい。化学肥料や家畜ふん尿等を多量に施用した場合、土壌中で多量の硝酸が生成し、溶脱して地下水汚染の原因となる。硝酸性窒素を多量に含む水を摂取すると、血液の酸素運搬能力が低下するメトヘモグロビン血症を引き起こす場合がある。

出典|農林水産省
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