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硝酸塩 しょうさんえん nitrate

翻訳|nitrate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硝酸塩
しょうさんえん
nitrate

金属などの陽イオン硝酸イオン NO3- から成る塩。一般に水溶性。熱すると酸素を放出して亜硝酸塩となるが,重金属塩はさらに分解して酸化物と二酸化窒素となる。したがって硝酸塩は高温ではいずれも強い酸化作用を呈する。

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デジタル大辞泉の解説

しょうさん‐えん〔セウサン‐〕【硝酸塩】

金属やその酸化物、炭酸塩などを硝酸に溶かして得られる化合物。水に溶けるものが多い。

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岩石学辞典の解説

硝酸塩

硝酸塩は硝酸イオンの化合物で,(NO3)基をもつ鉱物をいうが,他に硝酸塩鉱物の化学的堆積物および有機的堆積物をいう.例えば硝石(saltpetre),カリチ(caliche), グアノ(guano)などがある.よく知られた天然の硝酸塩はチリに産出し,層状の砂状礫が可溶性の塩で膠結されたもので,硝酸カリウム,岩塩(halite),硫酸ナトリウム,硫酸カルシウム,硫酸マグネシウムや少量の他の鉱物を含む[Hatch, et al. : 1938, Bateman : 1942].

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栄養・生化学辞典の解説

硝酸塩

 KNO3,NaNO3など.食肉の発色剤として使われる.

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大辞林 第三版の解説

しょうさんえん【硝酸塩】

硝酸の塩類の総称。一般に水に溶けやすく、吸湿性のものが多い。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

硝酸塩
しょうさんえん
nitrate

一般式M(NO3)n(Mはn価の陽イオン)で示される化合物。陽イオンとしては金属イオン、アンモニウムイオン、その誘導体である多くの有機塩基が知られている。天然には各種の硝酸塩鉱物(たとえば硝石など)として産する。一般に、金属または金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩を硝酸に溶かして得られる。アルカロイドなどのような複雑な有機塩基との塩を除けば、ほとんどすべての硝酸塩は水によく溶ける。アルカリ金属の塩、バリウム塩、銀塩、鉛塩などは結晶水をもたないが、その他の塩は、水溶液から各種の水和物が得られ、無水塩は得にくい。陽イオンに着色の原因がなければ、結晶は一般に無色である。水和物を熱しても無水塩は得られず、塩基性硝酸塩または酸化物に分解する。硝酸銅()無水塩のように昇華性のものもある。無水塩を加熱するとアルカリ金属の塩は酸素を放って亜硝酸塩に、重金属の塩は酸素と酸化窒素などを放って金属酸化物または金属となる。このため有機物などと爆発性混合物の製造に用いられる。[守永健一・中原勝儼]

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世界大百科事典内の硝酸塩の言及

【硝酸】より

濃硝酸にNO2がさらに溶け込んでいるものを発煙硝酸という。
[用途]
 硝酸は強酸であり,酸化剤として用いられるほか,硝酸塩(工業用硝安など),ニトロ化合物(ニトログリセリン,ニトロセルロースなど),染料中間物,合成繊維(アクリロニトリル系),火薬,爆薬の原料,硝酸性窒素を含む窒素肥料または複合肥料の原料,めっき,酸洗用などの用途がある。【金澤 孝文】
[硝酸塩]
 広義には硝酸HNO3の水素原子Hを基または金属原子で置換した化合物をさす。…

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