硫酸スラッジ(読み)りゅうさんスラッジ(その他表記)acid sludge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「硫酸スラッジ」の意味・わかりやすい解説

硫酸スラッジ
りゅうさんスラッジ
acid sludge

硫酸滓 (りゅうさんさい) ともいう。石油製品の精製に用いた硫酸が途中の複雑な反応で変化し,黒色ないし黒褐色のピッチ様物質となって油層から分離したもの。組成は石油製品の種類,使用する硫酸濃度などによって異なるが,各種スルホン酸,スルホンのほか,硫酸が残存する。そのため二酸化硫黄を発生して悪臭を放つので,石灰などで中和し燃やしているが,公害上問題が多く,硫酸処理工程は中止され,水素化精製法に置き換えられた。

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