最新 地学事典 「硫黄同位体比」の解説
いおうどういたいひ
硫黄同位体比
sulfur isotope ratio
質量数32・33・34・36の4種の安定硫黄同位体のうち,特に断らないかぎりは,存在度の高い32Sと34Sの存在比。一般には試料硫黄の34S/32S比が標準硫黄の同比から千分率でどれだけ隔たっているかを示すデルタ(δ34S)パーミル(‰)値で表現する。国際標準試料として広く用いられているCDT(Canyon Diablo troi-lite)の硫黄は(34S/32S)×106=45,004.5±9.3。これに対する自然界でのδ34S値の変動幅は±50‰以上に及ぶ。
執筆者:佐々木 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

