硬膜下水腫(読み)こうまくかすいしゅ(その他表記)subdural effusion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「硬膜下水腫」の意味・わかりやすい解説

硬膜下水腫
こうまくかすいしゅ
subdural effusion

水様透明あるいは淡黄色の液が硬膜下にたまる疾患外傷による血腫が時間の経過とともに透明度を増したものと考えられる場合,クモ膜に生じた裂け目から脳脊髄液硬膜下腔に一方的に入り込んだ場合,髄膜炎に続発した場合などがあるほか原因不明のもの (特発性) が 10~20%ある。水腫は自然に吸収されることもあるが,頭蓋内圧亢進症状を伴う場合には手術を行う。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む