デジタル大辞泉 「硬膜静脈洞」の意味・読み・例文・類語 こうまく‐じょうみゃくどう〔カウマクジヤウミヤクドウ〕【硬膜静脈洞】 脳硬膜の内部にある隙間。脳の静脈血が集まり、内頸静脈に送り出される。[補説]脳硬膜を構成する外層と内層は、ほとんどの部分で密着しているが、正中部など一定の部位では分離し、硬膜静脈洞を形成している。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「硬膜静脈洞」の意味・わかりやすい解説 硬膜静脈洞こうまくじょうみゃくどうdural venous sinuses 2葉の脳硬膜の間に生じた間隙で,内面は血管内膜の続きによっておおわれている。横静脈洞,上矢状静脈洞,下矢状静脈洞,直静脈洞,海綿静脈洞などがある。ここには頭蓋内の静脈血のほとんどが集められ,内頸静脈に注ぐ。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by