普及版 字通 「碌」の読み・字形・画数・意味
碌
13画
[字訓] いしころ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(ろく)。〔説文新附〕九下に「石の皃なり」とあり、石のごろごろしたさま。
は錐(きり)で木を刻んで、木
(きくず)の散る形で、木の切れはしのような石ころを碌という。碌碌とは凡俗をいう形況の語。〔容斎三筆、十三、碌碌七字〕に「鹿鹿」「陸陸」など、七通りの書きかたがあるという。[訓義]
1. いしころ、いしころのさま、ごろごろしたさま。
2. つまらぬ、平凡。
[古辞書の訓]
〔
立〕碌 ヲロカ 〔字鏡集〕碌 イサゴ[熟語]
碌青▶・碌
▶・碌乱▶・碌碌▶[下接語]
耄碌
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

