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磁位 じいmagnetic potential

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁位
じい
magnetic potential

静電場電位を定義したのと同様にして,静磁場で定義されたスカラー量。静磁場 H の中で1つの点Pから単位の磁荷が無限遠まで移動するとき磁場のなす仕事 を点Pの磁位といい, で表わす。このようなスカラーポテンシャル保存力の場で定義されるものであるから,磁位が定義できるのは,静止した磁石がつくる磁場の場合だけである。電流がつくる磁場は一般に保存力の場ではないので,磁位の代りベクトルポテンシャルが用いられる。

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世界大百科事典内の磁位の言及

【アンペア】より

…単位の大きさは,電流ばかりを用いる絶対測定および他の物理定数の組合せによって実現される。アンペアは,磁位,磁位差,起磁力,電流鎖交数の単位としても使用される。【平山 宏之】。…

※「磁位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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